よみがえられた救い主

本物に頼る

世の中には、本物があると同時に、偽物もたくさんあります。しかし、偽物は何の役にもたちません。偽札では何も買えませんし、偽の医者、藪医者に引っかかればむしろ病気は悪化するでしょう。これこそが本物だと言えるものがあるはずです。私たちが信頼すべきは本物です。どれが本物かをしっかりと判断なければなりません。

「救い」について

救い」についても、同じことが言えます。世の中には、これがあなたを救い天国に入れてくれる、というものがたくさんあります。しかし、すべてが本物ということはありません。宗教に騙されてはいけません。本当の救いは一つです。では、本当の救いはどこにあるのでしょうか?

聖書が示す救い主

 
あなたがたが十字架につけ、神が死者の中からよみがえらせたナザレ人イエス・キリスト…この方以外には、だれによっても救いはありません。使徒の働き4章10節から12節
 

真の神は、聖書を通して、唯一本当の救い主を示しておられます。それは、十字架で死に、死後三日目によみがえられたイエス・キリストです。死んで終わったただの人間には、死後について語る資格はありません。それはただの宗教家であり、自分すら救う力もありません。死の力を打ち破った方こそが真の神であられ、本当の救い主です。

歴史的な事実

イエス・キリストがよみがえられた証拠はなんでしょうか?

①イエス・キリストの体は墓から無くなっていた。

女たちは、ヨセフの後について行き、墓と、イエスのからだが納められる様子を見届けた。…週の初めの日の朝…中に入ると、主イエスのからだは見当たらなかった。ルカの福音書23章55節から24章3節

②反対者も隠蔽できなかった。

そこで祭司長たちは長老たちとともに集まって協議し、兵士たちに多額の金を与えて、こう言った。「『弟子たちが夜やって来て、われわれが眠っている間にイエスを盗んで行った』と言いなさい。マタイの福音書28章12節から13節

イエス・キリストを十字架につけた祭司長たちも、「イエスの死体はここにある。よみがえってなどいないのだ。」とは言えませんでした。

③弟子たちがよみがえりを証言した。

このイエスを、神はよみがえらせました。私たちはみな、そのことの証人です。使徒2章32節

クリスチャンたちは信仰のゆえに迫害を受け、死ぬことになっても、イエス・キリストがよみがえられたと証言しました。嘘のために死ぬ人間はどこにもいません。嘘を、神のことば「聖書」としていのちを賭けて守ることはしません。また、キリストの復活は宗教のお話ではなく、歴史的な事実です。

救いを受けるか拒むか

あなたの永遠は、イエス・キリストに対する態度によって決まります。あなたが、イエス・キリストを拒み、偽の神々「偶像」に頼るならば、あなたを待っているのは地獄での恐ろしい裁きです。しかし、偶像から立ち返り、神のお立てになった唯一の救い主イエス・キリストを信じるならば、よみがえられたイエス・キリストが、あなたを地獄から救い、天国に入れてくださいます。

御子を信じる者は永遠のいのちを持っているが、御子に聞き従わない者はいのちを見ることがなく、神の怒りがその上にとどまる。ヨハネの福音書 3章36節

十字架の理由

十字架

イエス・キリストは十字架で死なれました。十字架とは刑罰です。イエス・キリストは普通の死で死なれたのではなく、さばきを受けて死なれたのです。それはあなたの罪のためでした。罪を軽く見てはいけません。人の罪ではありません。あなた自身の罪です。罪はあなたを地獄まで引きずり込むのです。神は聖なる神でありますから、どんな罪でも永遠に裁かれます。しかし、キリストはあなたを愛されたのです。

キリストは、聖書に書いてあるとおりに、私たちの罪のために死なれた」コリント人への手紙第一15章3節

キリストは十字架の上で、人類すべての罪を身に負い、そしてあなたの罪をもご自身の身に負いさばきを身代わりに受けてくださいました。復活とは、罪の清算が終わったことの証明であり、祝福に満ちた永遠のいのちがあることの証です。神が立てられた唯一の救い主を信頼し、救いを得てください。